古畑任三郎 season1 スペシャル「笑うカンガルー」 主演 陣内孝則をBlu-rayで見てみよう!
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古畑任三郎 season1 スペシャル「笑うカンガルー」 主演 陣内孝則の見どころ
ファルコンの定理が生んだコンビ間の悲しき宿命
古畑任三郎の第7話。
犯人役は陣内孝則演ずる数学者 二本松晋。
数学界での賞を受賞するが本当のブレーンは野田茂男。二本松はスポークスマンだった。野田の奥さんとの不倫がありの3人のトラブル。
今回は、古畑任三郎のスペシャル番組で時間も長い。
「ファルコンの定理」という数学界でこれが解けたら今世紀の大発見。
これを巡って殺人事件が起こってしまう。
タイトルの『カンガルーが笑う』の意味は「男運が悪い女性」というオーストラリアの言葉・・・らしい。
水野真紀演ずる野田茂男（田口浩正）の妻と二本松が不意の怪我から殺人に進展する。さらに生きていたことと「ファルコンの定理」の発見とうねるような話の構成になっていて、
すれ違い・勘違い・思い違い
が起こるから展開として面白い。
古畑の特徴もよく出ていて、
ちょっとしたトランプゲームや数字ゲームも負けず嫌いが出ている。
結局、深掘りして勝つまでやるタイプだ。
最近のお笑い芸人を見ていると
コンビなんかは特にそうだけど
出だしの時はいじられ役立った相方が
何かのきっかけで売れてきてしまい
立場が逆転してしまう芸人コンビをよく見る。
「俺がいなきゃこいつ何もできないんすよ!」
って言えていた時はいいのだが
逆転するとかつて弱かった立場からいじるいじる。
今回の事件では
入れ替わってしまった立場の話でもある。
実際、目の前に世紀の大チャンスが訪れた時、
中の悪いコンビが一緒に肩を並べることができるかの物語でもある。
さらにコンビの相手の妻との不倫。
もう状況の風船は破裂寸前だったのだ。
芸人さんのリアルなコンビ間が好きな人はぜひ見てもらいたい回です。
ある畑任ぱち郎でした。
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