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『時をかける少女』と『君の名は。』の見どころ
『時をかける少女』 大林監督の尾道三部作は『君の名は』との共通点
※注意事項 この記事はアニメ版の『時をかける少女』ではありませんのでご注意ください。
まずは
天才・大林宣彦監督
日本のSFの土台を作ってくれてありがとうございました感謝します。
洋画以外は映画じゃないなんて中学生でかっこつけてたけど
結局邦画もアート監督がいるんだと気づかせていただき感謝します。
純真無垢な思春期少女を描かせたらこの人の右に出る人はいないんじゃないでしょうか。
思春期に君は大人になる〜本当のことを教えてよ壊れかけのレディオ〜
本当のことを教えてよ〜おおばやし〜かんとく〜
と少女から女性を描く日本映画のトップではないでしょうか
そんな激動の昭和の邦画で
思春期少女映画を築いてくれたのは大林宣彦監督です。
この作品は大林監督の尾道三部作の一つです。
尾道三部作とは風情のある広島の尾道を舞台にした青春映画シリーズ
『転校生』、『時をかける少女』、『さびしんぼう』です。
尾道という風情ある田舎の町で起こるちょっと不思議なSFは
『君の名は』と同じ大事な要素。
『転校生』の
日本の入れ替わり映画代表である男の子と女の子が入れ替わる話。
『時をかける少女』の
夢みたいな同じ毎日が繰り返されたり、
時空を超えたタイムパラドックスの話。
『さびしんぼう』の
大人から戻れない過去への想いがもし戻れたらそして“さびしんぼう”という正体はなんだったのかと初恋ミステリーの話。
どれをとっても
『君の名は。』と共通する。
少女が目が覚めたらとか何とか同じ毎日が繰り返されるって、この映画がルーツになっているんじゃないかなと思います。
新海誠監督も何度も見ているんでしょう大林監督作品。
君の前前前世から僕は君を探し続けたよ
と
時をかける少女
の二つの素晴らしい作品。
そしてどちらの映画も青春の切なさが伝わってくるのが最大の共通点!
『時をかける少女』の醍醐味は初恋に狂ってしまう日常を時間で狂わす物語
『ひとが。現実よりも、
映画『時をかける少女』
理想の愛を知ったとき、
それは、ひとにとって、
幸福なのだろうか?不幸なのだろうか?』
まずオープニングすぐに
という文章が表示されて始まる『時をかける少女』。
まるでホストが女性客への常套句のようだ。
『現実よりも』ってところに
ほとんどの人は何とも言えない満足するような現実ではない
そこに理想の相手が存在したら・・・
と言っているような言葉だ。
ポエムでいいんですよ。
私も文学的な詩が好きだから。
少女の理想の愛を描いたのが
この映画のテーマです。
初恋というのは人の日常を狂わせます。
そんなモチーフを
SFで時間を狂わすタイムパラドックスムービーに見事に作り上げています。
まずメイン出演者は三角関係ものです。
原田知世演じる
思春期の少女である
芳山和子
高柳良一が演じる
和子が憧れる昭和背が高いイケメン高校生
深町一夫
尾美としのり演じる
腹減った〜と歌う和子とただのおささ馴染み三枚目キャラごろうちゃん
堀川吾朗
小さな頃、 和子と深町くんには
二人の共通のあわーい共通の思い出があります。
背が高くてイケメンで優しい深町くんとの思い出
大林監督がアーティステックに映し出しています。
それはオープニングの詩の中の
理想の愛
そのものじゃないですか
いい現実じゃないですか和子さん・・・
・・・・でも
その思い出って・・・
本当?
三枚目ごろうちゃんの存在って????
そしてラストシーンですれ違うのは・・・
『君の名は。』と共通するなんか胸キュンするんです。
(もう胸キュンとは言わないんですか? YMOも胸キュン刑事も・・・それでも言いますよこの映画は胸キュンだと!)
これは日本人なら見なければならない。
『時をかける少女』のエンドロールの原田知世のミュージックビデオ
エンドロールはユーミンこと
松任谷由実さんの作詞作曲。
この曲も天才ミュージシャンが作ったヒットソング
素晴らしいんです。
ただその頃の原田知世さんの無邪気な自由音程が初々しい。
そして今までの名シーンを振り返りながら
ジャッキーチェンのエンドロールNG集のようにこのエンドロールだけでも
価値があるんです。
こうゆうのっていいですよね。
大林監督素晴らしい作品、本当にありがとうございました。