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古畑任三郎 season1 第1話 「死者からの伝言」 主演 中森明菜の見どころ
じれったいじれったい私は私は関係ないわ中森明菜
古畑任三郎はここからはじまったという記念すべき第1話。
警部補古畑任三郎ですね。
犯人役は中森明菜演じる小石川ちなみ。
少女漫画家と恋人のトラブル。
いきなり芸能界トップ歌手になった中森明菜さん。
華やかできらびやかな絵空事のような
どことなく少女漫画の主人公のような
夢みる少女のような
そんなありえない世界。
三谷幸喜さんがこの古畑任三郎の大事な1話目を中森明菜にしたのは、その絵が浮かんだからしたかったのだろうと思ってしまう。
この回は登場人物はほとんど2人の会話。
クールですね。
古畑任三郎と小石川ちなみと小石川ちなみの恋人と今泉くん。
自分の空想だけで作る物語の少女漫画家に
いやな大人の現実が突きつけられる。
小石川ちなみはついに殺人へ・・・
どんどん推理で問い詰める古畑任三郎。
ただの推理フェチ男なのか人生をリセットさせる優しいジャッジマンなのか?
とにかく小石川ちなみは
夢みる少女Aではいられなかった。
私は私は関係ないわ
特別じゃないどこにでもいる
少女Aは
現実の犯罪者少女Aは
少女漫画Aとははあまりにかけ離れていた。
勝手に三谷幸喜さんが思っていたことを想像すると
芸能界自体、少女漫画のような空想ビジネスであって
そこにはビジネス人形とされてしまった人を多く見てきたんではないかと。
そんなドール達を物語の中だけでも救いたかったんではなかったんじゃないかな。
もはや二人芝居だもん、もはや小石川ちなみに問いかけていたのではなく、仲間森明菜に語りかけていたようだ。演出も素晴らしいドラマがはじまった。
その時、歴史は動いた。
友近のものまねくらい小さな声で反論する中森明菜さん。
芸能界はよくわからない巨大ビジネスエンターテイメントワールド。
そこに声が届かない感じを出すのは中森明菜さん以外いない。
そういえばたった一つだけ
中森明菜演じる小石川ちなみはわがままを言いますね
「自分の部屋で泣いてきていいかしら」
きっと飾りじゃないんでしょうね
涙は
古畑が訪れる前に
計画殺人のため、警察にすぐ来てもらいたかったのに
雨のためすぐこれない
「予定どうりにはいかないものね」
ここから物語がはじまるという
これは三谷幸喜さんの古畑物語の全てをスタートさせた言葉じゃないでしょうか。
古畑任三郎の華麗なる小技
古畑「まんじろうお座り!」
ちなみ「まんごろうお座り!」
という犬の名前のやりとり
のちの話にも出てくるまんごろう
この犬に関しては見ていない方のため深くは言わないようにします。
少女漫画家小石川ちなみの本のタイトルは
「カリマンタンの城」
カリマンタンとは、インドネシアとマレーシア、ブルネイにまたがるボルネオ島の呼称。
なぜわざわざこのタイトル?
カリ・マン・タン・・・
ひっかかるのは
「まん・・何々」って
「まん」という言葉を使ったのは
放送されていた頃はyoutubeもないので
テレビの内容は次の日の学校のメイン話題になるのはわかっていたはず。
「まん」からはじまることで、次の日の話題が
少し話しにくい。
話にくいからこと引っかかる。
引っかかるから記憶に残る。
小技でも記憶に残る作品に仕立て上げた。
これが三谷作戦だとしたら、天才作家と言える。
もし、この推理まったくはずれていたら
私はしょーもない人間ですと自白します。
ある畑任ぱち郎でした。